Oct 17, 2008

本の内容

『実例で見る日米コミュニケーションギャップ』 西田ひろ子著 1989年 大修館書店
pp23~31

日本人は自分たちのコミュニケーションルールはアメリカ人には通じないと思っているようだ。日本人はアメリカ人の行動様式と自分たちの行動様式を比較しないで勝手に日本人とアメリカ人との間のコミュニケーションに何の根拠もなく適応しているのである。このような不正確な情報は日本人とアメリカ人がコミュニケーションする間でぎくしゃくするという危険せいをもっているのである。

日本人はアメリカ人が日本人の間でそのような事をしたら強く批判されるような行動をとっても「アメリカ人だから」と許す傾向が多い。これに対し、アメリカ人からみて、とても好意的、または、非常に批判的と受け取られるようなアメリカ人の言動を日本人の間では、「アメリカ人としては普通の言動」と捉える傾向が多い。

アメリカ人ははっきりと言葉を発すると思われているようだが、そればかりではない。アメリカ人はアメリカ人のルールだけにたよって行動様式をしていないからである。

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